光回線とオンラインゲーム

オンラインゲームは回線のPing値がどれぐらいなら快適にプレイできる?

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オンラインゲームを快適にプレイするのに通信速度は関係無い?

オンラインゲームと言えば、
少し前まではコアなゲーマーいわゆる「オタク」向けというイメージが強かったですよね。

しかし最近は家庭用ゲーム機でもオンラインゲームができるようになり、
家族でも楽しめるものとなってきています。

オンラインでプレイすることを前提としたゲームソフトも増えていますし、
これからオンラインゲームを始めたいなんて人も居ると思います。

でもオンラインゲームって、
結構しっかりしたネット環境が無いとプレイできないと思っていませんか?

特に通信速度は、大量のデータを頻繁にやり取りしてそうなので、
ある程度の速さが必要なんじゃないかと思われがちです。

しかしオンラインゲームをプレイする上で、
実は通信速度ってそれほど重要じゃないんですね。

実際人気のオンラインゲームタイトルの動作環境を確認すると、
 ・ダウンロード・・・3Mbps
 ・アップロード・・・1Mbps
とかだったりするんです。

余裕を持って見たとしても、上り下りともに5Mbpsも出ていれば十分なんですね。

通信速度が3Mbpsって、光回線は言うに及ばず、
何ならスマホの回線でもこれぐらいは軽く出る数値です。

通信速度が重要なのはダウンロード時ぐらい

オンラインゲームをプレイする上ではそれほど重要じゃありませんが、
オンラインゲームで通信速度が重要な役割を果たす場面もあります。

それが「ゲームをダウンロードする」時です。

スマホでアプリをダウンロードするように、
オンラインゲームではまずゲームをダウンロードするところから始まります。

家庭用ゲーム機のソフトでも最近は、
パッケージ版とともにダウンロード版も販売されています。
(ダウンロード版の方が少し安かったりします)

ゲームによってはデータ容量が数GBあったりするので、
通信速度が遅いとダウンロードするのに時間が掛かってしまいます。

ゲームをダウンロードするだけで数時間も掛かるとなると、
それだけでちょっとヤル気が失せたりしますよね。

プレイそのものには影響しませんが、ダウンロード時のことを考えると、
やはり通信速度はある程度速い方が良いと思います。

オンラインゲームで重要なのは「Ping値」

オンラインゲームをプレイする上で最も重要なのは、回線の「Ping値」です。

Ping値はいわゆる「応答速度」のことで、
サーバーとのデータのやり取りに掛かる時間を表しています。

簡単に言うと、プレイヤーがキー操作してから画面内のキャラクターが
その操作通りに動くまでのタイムタグ、といったところでしょうか。

「ms」という単位で表され、通信速度は数値が高いほど良いですが、
Ping値は数値が小さいほど快適にプレイできます。

目安としては
 ・10ms以下・・・非常に優秀
 ・10~60ms・・・正常
 ・60~100ms・・・平均
 ・100~150ms・・・やや高め
 ・150ms以上・・・異常
となります。

100ms以下であれば問題ありませんが、
快適にプレイするのであれば60ms以下が望ましいかもしれませんね。

オンラインゲームに向いているインターネット回線

オンラインゲームをプレイするにはPing値の小さい方が良いんですが、
具体的にはどいう回線がオンラインゲームに向いているのでしょうか?

まず光回線ですが、平均的にPing値は20msぐらいとなっています。

中でも「NURO光」は、ネットの口コミを見ると、
10ms以下になることも少なくないようです。

なのでオンラインゲームに最も向いているのは光回線で、
「NURO光」がベターなのではないでしょうか。

ただし光回線でも、
回線やプロバイダによっては100ms以上になってしまう場合もあります。

何らかの事情で光回線が使えず、モバイルルーターを
メインのインターネット回線として使っているという場合もあると思います。

無線通信はPing値が高くなる傾向にあるようで、
モバイルルーターだと平均的に90~100msぐらいになってしまいます。

オンラインゲームができないわけではありませんが、
Ping値の小さい回線を使うプレイヤーと対戦する場合には不利になるかもしれません。

ちなみに、自分が使っている回線のPing値は「SPEEDTEST.NET」というサイトで
簡単に計測できますよ。

Ping値が大きいとどうなる?

Ping値の大きい回線でオンラインゲームをプレイすると、
どのような影響が出るのでしょうか?

キー操作がゲーム内に反映されるまでにタイムラグがあるわけですから、
 ・避けたはずの相手の攻撃が当たる
 ・当たったはずの自分の攻撃が避けられている
なんてことになります。

自分から見ればタイミング良く動いているのに、相手から見ると、
攻撃が当たってから避けたり、誰も居ないところに攻撃していたりするんですね。

格闘系のゲームだと、必殺技を出すためのコマンドが上手く入力できなかったりもします。

こうなると、対戦プレイでは完全に不利ですし、
協力プレイでは他のプレイヤーの足を引っ張ることになってしまいます。

不利になったり足を引っ張るだけならまだマシで、
プレイ中の他のプレイヤーも含めてゲームが止まってしまう恐れもあります。

このように他のプレイヤーも巻き込んだ「事故」を起こす可能性があるので、
ゲームによってはPing値の大きい回線だと参加させてもらえないこともあるようです。

Ping値の大きくなる原因

Ping値の大小は基本的に回線に依るところが大きいんですが、
それ以外の要因によってもPing値が上下することがあります。

例えば「サーバーとの物理的な距離」。

いくら高速通信が自慢の光回線と言えども、
サーバーとの物理的な距離が長くなるとPing値が大きくなってしまうことがあります。

日本国内でも東京から北海道や沖縄にあるサーバーに接続すると、
光回線でも50ms以上になったりします。

国内ですらこれですから、海外にあるサーバーに接続するとなると
Ping値が3桁になることも珍しくないんですね。

なのでいわゆる「洋ゲー」をオンラインでプレイする場合には、
サーバーがどこにあるのかは確認しておいた方が良いかもしれません。

有線無線でもPing値は上下する

インターネット回線で通信速度が出ない場合、WiFi接続を止めて、
LANケーブルを使った有線接続に変えると通信速度が速くなることがあります。

通信速度と同じで、Ping値もWiFi接続することで大きくなってしまうことがあるんです。

実際同じ回線同じプロバイダでも、有線接続だとPing値は5msなのに、
WiFi接続だと100msを超えるなんてこともあるんだとか。

これはパソコンやゲーム機とWiFiルーターの間で通信する際にも、
多少のタイムラグが発生するからなんですね。

回線本来のPing値に、ゲームサーバーとの物理的な距離から生じるタイムラグ、
WiFiルーターを使うことで生じるタイムラグがプラスされるので、
Ping値が大きくなってしまうわけです。

通信機器に問題がある場合も

ゲーム機はともかく、パソコンでオンラインゲームをプレイする場合、
パソコンのスペックによってもタイムラグが発生することがあります。

パソコンは元々ゲームをするためのものではないので、パソコンによっては
CPUやメモリなどの処理能力がゲームをするには足りないこともあるんですね。

またONUやWiFiルーターの電源が入りっぱなしなのも原因となっている恐れが
あります。

ONUとかWiFiルーターって、
インターネットを使っていない時でも基本的に電源入れっぱなしですよね。

またONUやWiFiルーターの再起動には多少時間が掛かって
すぐに使えなかったりするので、電源を落としにくいということもあります。

しかしこうした通信機器は電源を入れっぱなしにしていると、
いわゆる「ゴミ」が溜まって処理が遅くなってしまうこともあるんです。

プロバイダが悪い!?

回線自体は問題無いのに、
プロバイダによってPing値が大きくなってしまっていることも考えられます。

経営効率ばかりを考えて、
ユーザー数に見合った通信設備が整えられていない場合もあります。

また通信速度を重視するあまり、
Ping値が軽視されてしまっているなんてこともあるようです。

それから「地域との相性」なんかもあるようで、プロバイダによっては特定の地域だと
通信速度やPing値が悪くなるということがあるんだとか。

Ping値を改善するには

Ping値を計測して結果が良くなかった場合には、
どのような改善策があるのでしょうか?

先のPing値が大きくなる原因から考えて、まずはWiFi接続を止めてみましょう。

サーバーとの物理的な距離はどうすることもできませんが、
WiFiルーターを使うことでのタイムラグは有線接続することで無くなるはずです。

モバイルルーターでも、クレードルなどを使って有線接続することで、
Ping値の改善が期待できると思いますよ。

次にONUを再起動してみましょう。

本体に再起動ボタンが付いている場合もありますし、
無ければコンセントを抜いて10分ほど置いてから挿し直すと良いですよ。

再起動することで、ONUに溜まっている「通信のゴミ」がキレイに掃除され、
通信速度とともにPing値も改善される可能性があります。

ここまではお金も手間も掛からずにできますが、
これで改善されないと少し手間とお金をかけないといけなくなります。

次はプロバイダを変更してみましょう。

ネットで調べてみると、
プロバイダを乗り換えることで実際にPing値が大幅に改善されたという例もあります。

回線の乗り換えに比べるとプロバイダの乗り換えは簡単とは言え、今利用している
プロバイダの解約、新しいプロバイダとの契約という手続きをしないといけません。

また利用しているプロバイダによっては、
契約期間内の解約には違約金が発生する場合もあります。

それでもダメなら、次はパソコンを買い替えましょう。

これだけやって改善されないと、
Ping値よりパソコンのスペックに問題があると考えた方が良いかもしれません。

ゲーミングパソコンとまでは言いませんが、
今使っているものよりもCPUやメモリの能力が高いものに買い替えた方が良いですね。

有線接続して、ONUも再起動、プロバイダも乗り換え、パソコンも買い替えた、
それでも改善されないなら回線に問題があるとしか思えません。

実際乗り換える際は、ネットの口コミなどでどの回線がオンラインゲームに
適しているかをしっかり吟味しましょう。

とは言え回線を乗り換えるとなると、工事が必要になる場合もあるでしょうし、
プロバイダの時と同様違約金が発生することもあります。

プロバイダの変更・パソコンの買い替え・回線の乗り換えは、
実行するのに手間もお金も掛かります。

ですからこれらを実行する前には、オンラインゲームをプレイすることに
それだけの手間とお金を掛ける価値があるのかをしっかり検討した方が良いですよ。

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